novaterm導入編

さて。日本語環境などの構築のため、novatermを導入します。
Preはこのへんの作業、自力では出来ないようです。
そういうことができる環境も別途あるのかもしれませんが、最初から普通にターミナルが入っていていろいろ出来るN900のほうに軍配があがりますな。


環境構築のためには、novatermが必要です。
駅前留学なピンクのうさぎとは無関係でしょう、おそらく。でもnovaたんなんていって、キャラ的には通用しそうな気はしますね。


どうも、virtualboxを導入する必要があるみたいです。
virtualbox、どうせならmicroXPとか暗黒ものも試してみたいぞ、そのうち。
まずは/etc/apt/sources.listに以下の1行を追加します。

deb http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian jaunty non-free

んで、鍵がないとapt-getの際怒られますので、ゲットします。ターミナルから以下を打ち込み、実行します。

wget -q http://download.virtualbox.org/virtualbox/debian/sun_vbox.asc -O- | apt-key add -

その後apt-get updateで更新。ぼくはいつもrootにパスワード与えてsu -コマンドでルートになって作業するのでsudoはつけてません。
このへんは手癖の領域ですね。


そうそう、javaもいれておかなくちゃ。
先日失敗したしね。

apt-get install sun-java6-jre

って叩けば入ります。
今のネット環境だとDLの待ち時間がすごいので初日はここまでで寝ました。


続きましてVirtualboxを入れます。ルート権限にて

apt-get install virtualbox-3.1

としまして導入です。
これもけっこう長時間かかりましたのでこの日も寝ましたw


そうそう、64bit版だと

apt-get install ia32-libs

としてIA32のライブラリを入れる必要がありそうです。

stop palm-novacom
start palm-novacom

でnovacomを再起動、と書いてましたが今のところ32bit版しか使わないのでまあいいか。


んで、novacomとSDKをダウンロードします。
novacomの32bitはここから
novacomの64bitはここから
SDKここから
です。


ダウンロードが済んだらいよいよこれらの導入です。
ダウンロードの済んだファイルに対し、
32bit版なら

dpkg -i palm-sdk_1.4.1-svn274946-sdk1436-pho427_i386.deb
dpkg -i palm-novacom_1.0.55_i386.deb

64bit版なら

dpkg -i --force-architecture palm-sdk_1.4.1-svn274946-sdk1436-pho427_i386.deb
dpkg -i --force-architecture palm-novacom_1.0.55_amd64.deb

とコマンド叩いて実行します。


そしたらnovaterm一式が導入されるはずです。
さっそくPreをつないであげます。
その際デベロッパーモードに入る必要があります。
デベロッパーモードに入るにはランチャー画面(iPhoneみたくアイコンがいっぱい並んでる画面)にて

upupdowndownleftrightleftrightbastart

とタイプしてあげます。
しょっぱなこれらが書かれている記事を見たときはなんのこっちゃかわかりませんでした。
だってPre、カーソルキーないし。
まさか全部タイプするとは夢にも思わなかったですよ。

上の絵のアイコンをクリックするとデベロッパーモードスイッチャーさんが起動します。
起動したらデベロッパーモードをONにしてあげましょう。下の絵はまだオフの状態です。

オンにすると、再起動するかどうか聞かれますのでおとなしく再起動します。


再起動後、PreをPCにつなぎましょう。
接続モードは”Just Charge”にて。
んでPCのターミナルにて

novaterm

と打つとプロンプトが

root@palm-webos-device:/#

に変わります。
これで好き勝手できるようになりますよ。