久々に

雪っすねえ。
いまのところに引越してから初めてじゃないかな?こんなに積もったの。
積もったというのをツモったと変換するのはやめていただきたいところではありますが。


通勤時にすれ違う女子中学生たちが嬉しそうに雪だるまの素、みたいな感じの雪玉をもって歩いておりました。
しかも手袋なし。若さというスペックの違いをまざまざと見せつけられました。こっちはブルブル震えてるというのに。
それにしても雪玉もって歩いてる子が多かったのはなぜ?おじさんが知らないところで密かに流行っているのか?


うちの子も含め、小学生たちは大はしゃぎで通学しておりました。
マンションに駐車してある車、積もった雪がごっそり削り取られるようになくなっていたので嬉しいモードの子どもたちが大量出現したことがわかります。


ぼくは普通にバス通勤。
会社来たけど狭い部屋であるにも関わらずなかなかあったまらない。
ちょっとコーヒーのんであったまろう。

N900セットアップしようっと(2)

先日のN900受領時のうどんやにて。
maemoのルールを知らないぼくは「N900ってapt-getでアプリインストールすればいいんだよね?w」
なんてウケ狙い発言によりボケてたつもりですが実際できるんですね・・・。
debianパッケージングシステムの偉大さがわかったような気がしますよ。
ってことは、いろんなアプリ入るのでしょうねえ。
ぼくが最近使用しているディストリはdebianでなくubuntuなのですが、GUIのパッケージマネージャは使わずapt-getです。よって同じやりかたで作業できるN900にと〜っても親しみがわく、というかN900の持つ可能性をいろいろ感じずにはいられません。


依頼された設定を行う前の下準備としてrootshとSSH入れておきましょう。
rootshはインストして呪文を唱えるとルート権限をもったターミナルが使えるようになります。Symbianでいうところのallfiles化みたいなもんでしょうかね?ニュアンスはわかっていただけるものと信じつつ。
SSHは他の端末からのリモート操作用に。id:agay221さんからの借り物なのでキーボードにあんまりベタベタ指紋もつけれない、というのもありますがN900のターミナルがファイル名補完などでちょっと使いにくいため、というのがメインな理由です。


まずはrootsh。ここで落とします。
App Managerにもあるのかな?確認してませんが・・・。
PCにてrootsh.installってファイルをダウンロードしておき、それをN900にて使用するMicroSDに入れておくと再インストールとかの作業が楽になります。
N900にてファイルマネージャを起動、rootsh.installをタップすればインストーラが起動しますので画面指示通りに。その際、3GもしくはWiFi接続が必要になってきますのでアクセスポイント設定はしておきましょうね。
同意する、にチェックを入れてインスト作業進みます。
導入後、X Terminalを起動します。そこで

sudo gainroot

と呪文を唱えますとプロンプトが~ $から/home/user #に変わっていると思います。root権限が取得できてますね!これでファイルの置き換えだろうとなんだろうとできるようになります。
試しに、

apt-get update

なんて打ってみると、バックグラウンドで他にパッケージマネージャがなければちゃんと動きます。うふふ。
他にもIPアドレスとかの確認用コマンド、ifconfigもroot権限がないと動きません。

ifconfig wlan0

ってうつと無線LANのアドレスとかがわかりますよ。
通常ユーザに戻るにはexitと入力するか、ctrl+dを押すとよろしいです。
ルートパスワードって設定して置いた方がいいかもですね。iPhoneのJBにおいてはパスワード変更必須ですけど。


続きましてSSH
ここからDLしました。これ、client用とserver用が同梱されてますね。
あ、App Managerにもありますね、よく見るとw
rootshと同様、ダウンロードしてインストール。
ここでパスワードきかれます。任意のやつをいれておきましょうね。
導入が終わったら母艦から操れます。
windowsならputtyなどからつなぎましょう。
LinuxMacだとふつ〜にターミナルから

ssh root@(N900のIPアドレス)

で入れます。rootでのログインにはなんだか恐怖を感じます・・・。よって、rootログインできなくしちゃいましょう。
一般ユーザ名はuserってやつです。これにパスワードを付加します。sudo gainrootした状態で

passwd user

と打ちます。新しいパスワードを2回うつと設定完了です。

ssh user@(N900のIPアドレス)

とすればアカウントuserもSSHログインができるようになります。ってことは初期状態ではパスワード無しなんでしょうね?SSH経由で入れなかったから。
母艦からSSHログインしてもsudo gainrootは可能なので、ルート権限が必要な状況にて作業するときはルートログインでなく、userでログインしたあとsudo gainrootすることにします。安全第一。
sudo gainrootをおこなった状態で

vi /etc/ssh/sshd_config

と打ちます。viエディタはちょっとクセがありますけどネ。でもほら、この駄ブログのデザインもviライクだっていうし(関係ない)。
viに関しては書籍など参照くださいませ。ぼくもこれだけで生きて行けるほど詳しくは知りません〜〜。
先のコマンド、vi使ってetcってフォルダの下のsshというフォルダにあるsshd_configというファイルを開いたのですが下矢印を押して内容を見ていくと

PermitRootLogin yes

って書いています。これ、yesだとrootログイン許可、noでrootログイン拒否になるのでnoにしちゃいましょう。
viはwindowsのメモ帳みたいなワープロっぽい操作はできないですw
カーソルをyesの「y」に持ってきてキーボードの「i」を押します。要するにインサートモードに入ったわけです。
んで、「no」ってタイプします。
escキーを押すとインサートモードから抜けれます。
抜けたあと再度カーソルをyesの「y」に持ってきて「x」キーをおすと1文字消えます。あとのesも含め3回「x」キーをおすと

PermitRootLogin no

になっていますよね。なってなかったら間違いですので修正しましょう。
保存して終了は「:wq!」です。「:q!」だと保存無しで強制終了。
うまくいったらSSHの再起動をかけます。

/etc/init.d/ssh restart

と打ちます。tabキーを使うと補完がききますのでタイプミスしなくて済みます(これは短いファイルパス名なのであまり恩恵ありませんが・・・)。
再起動後はrootでのログインができないはずです。お試しあれ!!
このrootログイン拒否というのは好みの問題かもしれませんね。ぼくはいつものLinux環境構築時の癖でやりましたが。セキュリティ的にはやったほうがいいのだろうけど、利便性落ちますもんね。まあそこは自己責任&お好みで、ってところでしょう。


とまあ、なんかごく普通のLinux記事っぽくなってしまいましたが・・・。
逆に考えるとN900って普通のLinux端末として使えるってことですよね。いいなあ、ほしいなあ。久々にZaurusで遊んでみようかな。
N900のキーボードは決して打ちにくくはない(むしろ個人的には好き)ですが、コマンドライン操作するときはどうしても母艦からやったほうが楽なので長々と書きました。
キーボード、4列なら最強なのにねえ・・・。NシリーズとEシリーズの差異化でしょうか?
androidもroot奪取すればSSHで使えるかもしれないのでSSH操作用の母艦はもっておいて損は無いと思います。android、非常に興味ありますがまだまだ貯金がたまらないですなあ。


次回は、本丸へ攻め込みます。たぶん。